新たな一歩 伊賀名張でコロナ禍の成人式 参加率は低下
伊賀・名張両市で1月10日、成人式があり、晴れ着にマスク姿の新成人が新たな一歩を踏み出した。入場前の検温や手指消毒、密回避など各会場で感染対策が取られた。【「タイムカプセル」から取り出した横断幕や自身の顔付きの紙人形を手に記念撮影する新成人=伊賀市島ヶ原で】
三重県内43人感染 伊賀5人名張1人含む 伊勢市で介護施設クラスター
三重県は1月10日、伊賀市5人と名張市1人を含む10代未満から90代の男女43人(四日市市発表分5人含む)の新型コロナウイルス感染が判明したと発表した。1日当たりの感染者数は過去2番目の多さで、延べ人数は1563人となった。
簡素化し式典と一斉放水 名張で消防出初式
消防活動の無事を祈り、防火意識の高揚を目指す、年頭恒例の「消防出初式」が1月10日、名張市で開かれ、市消防本部の職員と地域の消防団員計138人が参加した。感染予防のため例年より内容は簡素化したが、名張川河畔での一斉放水も行われた。【一斉放水の様子=名張市瀬古口で】
伊賀市1人含む三重県内49人感染 2日連続最多更新 1人死亡
三重県は1月9日、10代未満から90代の男女49人(四日市市発表分4人含む)の新型コロナウイルス感染が判明したと発表した。1日の感染者数は2日連続で過去最多を更新し、延べ人数は1520人となった。また、県は入院していた90代女性が8日に死亡したと発表した。死者は22人目。
寒空に向け願いの矢 名張市滝之原で「若子祭」
幼子らの成長を願って矢を射る伝統の「若子祭」が1月9日、名張市滝之原の八幡神社であった。かみしも姿の地元住民が片肌を脱ぎ、寒空に向かって歩射を繰り返した。【空に向け矢を放つ弓取人ら=名張市滝之原で】
四日市市で4人陽性 帰省や親族間の飲食などで拡大か
四日市市は1月9日、20代から80代の男女4人が新型コロナウイルスに感染したと発表した。このうち3人は年末から年始にかけて親族らと飲食をともにし、残る1人は都内への訪問歴があった。市内の感染者数は延べ240人、県内では同1475人となった。
白銀の冬の美 大日滝が2年ぶり氷瀑 赤目四十八滝
名張市の景勝地、赤目四十八滝渓谷(赤目町長坂)にある大日滝で1月8日、強い寒波の影響で滝が凍り付く「氷瀑(ひょうばく)」が2年ぶりに出現した。【氷瀑した1月8日の大日滝(赤目四十八滝渓谷保勝会提供)】
10か月遅れの閉校式 新型コロナで延期 伊賀・新居小
校区再編により昨年3月に閉校した伊賀市立新居小学校の閉校式が1月8日開かれ、新たに開校した上野北小(同市西高倉)の児童や教職員、地元関係者ら約50人が出席した。当初は昨年度中の2月末に開催予定だったが、新型コロナウイルスの影響で中止になり、約10か月遅れての開催となった。【閉校式の最後に新居小の校歌を歌う児童ら=伊賀市西高倉の上野北小で】
新型コロナ ワクチン接種へ推進本部設置 名張市
名張市は1月8日、新型コロナウイルス感染症のワクチン接種を円滑に行うため、ワクチン接種推進本部を立ち上げた。【第1回のワクチン接種推進本部の様子=名張市鴻之台1で】
三重県内42人が感染 過去最多更新 21人目の死者も
三重県は1月8日、名張市と伊賀市の男女2人を含む県内42人の新型コロナウイルス感染が判明し、80代女性が7日に死亡したと発表した。感染者数は今月6日に続き過去最多となった。県内の感染者数は延べ1471人。