県選管を提訴 最下位当選者と同数の採決不服 伊賀市議選
3月の伊賀市議会議員選挙(定数22)に立候補し、3票差で落選した福村教親氏(59)が三重県選挙管理委員会に審査を申し立て、同市選管の決定取り消しと最下位当選者の北山太加視市議(65)の当選を無効とした裁決を不服とし、名古屋高等裁判所に提起した。福村氏は訴状が受理された翌日の8月19日に会見を開き、「一部の主張が認めてもらえず、最下位当選者と得票が同数になった。納得がいかない」と述べた。
国体開催中止を要請 新型コロナ感染拡大で 伊賀市長
伊賀市の岡本栄市長は8月18日、新型コロナウイルスの感染状況を受け、「県民、市民の生命と安全を第一とするのが首長の最大の責務だ」とし、三重とこわか国体の開催中止を要請する文書を鈴木英敬知事に提出すると記者会見で述べた。
伊賀に消防指令センター 基本構想案を発表 名張と共同運用
三重県伊賀市と名張市の両消防本部は8月17日、119番通報を受け付ける通信指令業務の共同運用開始に向け、センターの場所を伊賀市緑ケ丘東町にある同市消防本部庁舎3階に設けるなどをまとめた基本構想案を発表した。運用開始は2024年4月を見込んでいる。
岸さんの文学記念館 予算執行の凍結解除 伊賀市議会
三重県伊賀市議会の議員全員協議会は8月17日、利活用の詳細な説明がないとして市が6月定例会の補正予算案に盛り込んだ岸宏子文学記念館整備事業費の耐震診断業務委託料約323万円に対する執行凍結の決議を解除した。
名張市立病院「経営形態の抜本的な見直しも」 市議会が市に提言へ
三重県名張市の市議会全員協議会で8月17日、市立病院(百合が丘西1)の経営について政策調査部会(福田博行部会長)が取りまとめた提言の報告があった。提言は文言を一部修正し、亀井利克市長に提出される。
調整池の擁壁倒壊 原因は鉄筋量不足か 名張市が検証結果を報告
三重県名張市は8月17日、市が管理する調整池の擁壁の一部が5月に倒壊した問題で、コンクリート擁壁の鉄筋量不足が倒壊につながったとみられるとの検証結果を市議会全員協議会で報告した。
マイナンバーカード普及に地域振興券配布 伊賀市一般会計補正予算
三重県伊賀市は8月11日、マイナンバーカードの交付を受ける市民を対象に、市内で使える5000円分の「地域振興券」を配布する事業など4億9385万円を追加する一般会計補正予算案を発表した。補正後の総額は438億2253万円で、17日開会の市議会臨時会に提出する。
伊賀市議選で3票差当選無効 県選管採決を市委員に説明
伊賀市選挙管理委員会事務局は7月30日、三重県選管が3月実施の市議会議員選挙(定数22)に立候補し、3票差の次点で落選した福村教親氏(59)から審査の申し立てを受け、異議申し出を棄却した市選管の決定取り消しと、得票が22番目だった北山太加視市議(65)の当選無効を裁決したことについて、委員4人に臨時の会合で説明した。会議は非公開だった。
伊賀市選管の決定を取り消し 県選管が市議選の有効票を審査
三重県選挙管理委員会は、3月28日投開票の伊賀市議会議員選挙(定数22)に立候補し、3票差の次点で落選した前職の福村教親氏(59)の申し立てを認め、同市選管の決定取り消しと得票が最も少なかった現職で新人の北山太加視市議(65)の当選無効を裁決したと発表した。市選管は5月14日に福村氏からの異議申し出を棄却していた。
旧5町村に小規模事務所 支所廃止で代替案 伊賀市
三重県伊賀市は7月20日、支所機能の見直しについて2022年4月から6か所全てを廃止し、合併前の旧5町村の地域にそれぞれ小規模な行政窓口となる事務所を配置する代替案を発表した。市は昨年2月、支所に変わる行政機関として市域を3つに分けたうち北部と南部の2か所に地域振興センターを設ける見直し案を示したが、支所が無くなる地区住民らが反発。計画の一部も予定通り進まないこともあり、修正を迫られていた。