【国体の開催中止を求める要望書について説明する岡本市長=伊賀市役所で】

 伊賀市の岡本栄市長は8月18日、新型コロナウイルスの感染状況を受け、「県民、市民の生命と安全を第一とするのが首長の最大の責務だ」とし、三重とこわか国体の開催中止を要請する文書を鈴木英敬知事に提出すると記者会見で述べた。

 県内では17日、新規感染者が過去最多の208人に上り、政府に要請していたまん延防止等重点措置の適用も決定。県はこの日、全競技を無観客で実施することや会期前にある水泳と体操、レスリング、柔道の開催、来月25日からの会期中に実施する競技の開催は3週間前の時点で可否を検討すると発表していた。

 県が示していた国体開催の可否について、岡本市長は「近隣に緊急事態宣言が発せられ、県内にまん延防止が適用ならば、中止も視野とされている」と指摘。開催する場合は、県として医療現場や地元の市町に負担を掛けないようにする感染防止対策を文書で回答するよう求めた。

 また、国体を盛り上げるため、今月22日に上野市駅前多目的広場(同市上野丸之内)で予定する市実行委員会事務局主催の関連イベントについて、同実行委の会長を務める岡本市長は「中止はしないが、私は欠席する。規模も縮小する」と取材に答えた。