伊賀・島ヶ原の地酒「元頭」誕生 地域ブランド品へ期待
三重県伊賀市島ヶ原の地酒、純米大吟醸「しまがはら元頭(えとー)」が誕生した。地元の観菩提寺「正月堂」で1300年続く「修正会」で、大餅飾りを献上する頭屋衆の威勢の良い掛け声から命名された酒には、3年越しで取り組んできた島ヶ原地域まちづくり協議会の熱い思いが込められている。
特殊詐欺の被害防ぐ 信金職員に感謝状 名張署
不安に思いながら店を訪れた女性から相談を受け、特殊詐欺被害を未然に防いだとして、三重県警名張署が北伊勢上野信用金庫名張支店の福永博充支店長(48)、職員の伊藤槙希子さん(36)と上司の佐藤利幸次長(53)に感謝状を贈った。
9歳で失明 指先の感覚頼りに編み物60年 名張の井上さん
「周りの存在ありがたい」
子どものころに病気で全盲になった井上スズ子さん(68)=三重県名張市富貴ケ丘=は、失明する間際、編み物に出会った。根気強く続けること約60年、今では指先の感覚を頼りに、かぎ針や棒針を滑らかに操り、作品を生み出す。昨年12月に津市であった「県障がい者芸術文化祭」の手芸部門では、前後で異なる2通りの編み方を組み合わせた薄手のベストを出展し、初めて最高賞の県知事賞に輝いた。
静物や人物、精密に描く 長船さん個展 28日から名張で
物憂げな表情の少女、つやつやとして手に取れるような果物―。三重県名張市桔梗が丘5番町の画家、長船侍夢さん(52)の個展が、1月28日から2月2日までギャラリー閑(同3番町)で開かれる。入場無料。
パンダ顔の渡り鳥「ミコアイサ」名張に飛来 巫女の白装束が名の由来
目の周りが黒く「パンダガモ」とも呼ばれるカモ科の渡り鳥「ミコアイサ」の雄が1羽、三重県名張市上小波田の名張カントリークラブ内の東之狭間池に越冬のため飛来し、愛らしい姿を見せている。
新型コロナ第6波 感染急拡大で保健所ひっ迫 三重・伊賀地域の現状は
新型コロナウイルスの感染が全国的に急拡大する中、三重県の伊賀地域にも流行の「第6波」が押し寄せている。伊賀・名張両市を管轄する伊賀保健所の業務はひっ迫している。
三重国体式典演技オンライン配信 「少年探偵団」伊賀地域から2人出演
コロナ禍で中止になった三重とこわか国体・三重とこわか大会の開会式で披露される予定だった、式典演技の内容を収録・編集した映像が、昨年12月から三重県の特設サイト(https://tokowaka.pref.mie.lg.jp/)でオンライン配信されている。名張で生誕した探偵小説家・江戸川乱歩の作品「少年探偵団」を題材にした演劇作品で、公募で選ばれた少年少女役5人のうち、2人は伊賀地域在住だ。
「伊賀百筆」31号で休刊 創刊から約26年
1995年の創刊から約26年、計30号が発行されてきた文芸誌「伊賀百筆」が、2021年12月10日発行の第31号で休刊となった。伊賀にこだわった「オピニオン文芸誌」として、松尾芭蕉や横光利一、忍者、市町村合併、郷土ゆかりの文化人の追悼特集、俳句・短歌など、各界の人たちに発表の場を提供し続けてきた。
名張署だより 110番通報、適切な利用を
地域課長 中井孝
「緊急通報110番、警察です。事件ですか? 事故ですか?」。110番は、緊急通報専用の電話です。110番通報をする時は、警察官の質問に対し▼何があったのか▼ケガはないのか▼いつ起きたのか▼どこで起きたのか▼犯人の特徴や逃げていった方向や手段は、の5つを落ち着いて話してください。
サークル発足10周年 合唱や体操で交流 名張・蔵持
合唱やリズム体操などを楽しむ名張市の「サロンソーレ(太陽)」は、このほど10周年を迎えた。三重県名張市の蔵持地区に住む70代から90代のメンバー約30人が、原出公民館(蔵持町原出)で「健康で生き生きと」活動を楽しんでいる。


















