【個展を開く画家の長船さん】

 物憂げな表情の少女、つやつやとして手に取れるような果物―。三重県名張市桔梗が丘5番町の画家、長船侍夢さん(52)の個展が、1月28日から2月2日までギャラリー閑(同3番町)で開かれる。入場無料。

 対象の内面に迫るような精密な人物画を主な題材に、グループ展や美術文化協会展など全国規模の公募展に出品し、精力的に創作活動を続ける一方、地元では絵画サークルの講師も務める。同ギャラリーでは隔年で個展を開いてきたが、今回は2年ぶりの開催となる。

 10号やミニチュアサイズの小品を中心に、油彩の静物画や人物画など二十数点を展示する予定で、長船さんは「静物は、冷蔵庫から出したような日常にあるものや、人からもらったものを組み合わせて描くことが多い。1点ずつ、じっくり見て頂けたら」と話していた。

 時間は午前11時から午後6時まで。

 問い合わせは同ギャラリー(0595・65・1361)まで。

2022年1月15日付811号4面から

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