【北川市長(左)から委嘱状を交付される小川さん=名張市鴻之台1で】

 三重県名張市は7月6日、地域交通の課題解決をITやデータ活用で支援する東京の企業「MaaS Tech Japan(マーステックジャパン)」の社員、小川亜紀さん(26)=千葉県在住=を「副業型地域活性化起業人」に委嘱した。地域交通ネットワークの再構築に向けた支援などに取り組む。

 小川さんは熊本県出身で、大学では地方創生やまちづくりなどを学んだ。昨年度、前職で薦原地域の公共ライドシェア実証運行やコミュニティ交通人材育成事業を支援した実績が評価され、今回の起用につながった。

 地域活性化起業人は、都市部の企業人材が地方自治体の業務に携わる制度で、国が経費を支援する。今回、同市では観光分野に続く副業型人材の活用となる。

 この日、市役所で委嘱状の交付があり、北川裕之市長は「移動手段が弱くなると、健康づくりや外出機会にも影響する。力を貸していただきたい」と述べた。小川さんは「地域の皆さんが無理なく活動を続けられる仕組みづくりを一緒に考えていきたい」と抱負を語った。

 今後は地域コミュニティ交通推進方針の見直しやコミュニティバス運行協議会の改善・再編に向けた支援などに当たる。

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