【伊賀市議会議場=同市四十九町】

 三重県伊賀市の稲森稔尚市長(42)に対するパワーハラスメントの疑いで、地方自治法100条に基づく市議会の調査特別委員会(百条委員会)は6月30日、委員長に百上真奈市議、副委員長に赤堀久実市議を選出した。

 委員は、条例に基づいて西口和成議長が会派5つから1人ずつと、議長を除く無会派6人から3人を選任した。正副委員長の他は、陶山美佐市議と森中秀哲市議、北山太加視市議、福村教親市議、上田宗久市議、中岡久徳市議の6人。

 百条委は今後の進め方として、職員対象のアンケート実施を決定。申立書に記載している内容のうち、職員がパワハラを受けた2024年12月26日に「当時の上司に報告」という箇所と、その上司が「法務統括監の見解を得て副市長に報告」という箇所の確認で、関係書類がある場合は請求する。また、職員が申立書に添付した稲森市長と電話でやり取りしたとする記録文書も、録音データがある場合は提出を求める。

 4月17日に提出した西口議長宛ての申立書で、職員は特別職からのハラスメントに対し、実効性のある相談体制の確立▼実態調査の実施▼実態調査結果の公表▼救済制度の確立を訴えている。

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