【練習に集まった「VC.Lien」の選手、指導者ら=伊賀市上野丸之内で】

 在籍校のクラブ活動以外でもバレーボールに打ち込める環境を整えようと、今年4月に女子中学生を対象にしたクラブチーム「VC・Lien(リアン)」が三重県伊賀市で発足した。

 少子化によって単一校では部員数が少なく、大会出場が難しい場合もある全国的な現状に加え、日本バレーボール協会の方針として、今秋からは、全国大会につながる公式戦に出場するには、所属を中学校かクラブチームのいずれかに定める必要が出てきた。

 中学教員の負担軽減を目的としたクラブ活動の地域移行の流れもある中、長田チアフル、上野北ジュニアバレーボールクラブで23年間指導に携わってきた木村佳史敏監督(53)(同市長田)は「市外や県外のクラブに通うには負担も大きい。名張が拠点のクラブチームはあるが、伊賀で何とかしたいと準備を進めてきた」と思いを語る。

考え行動・才能開花

 現在のメンバーは1、3年生各7人、2年生1人の計15人で、うち伊賀市が14人、名張市が1人。いずれも各校のバレーボール部にも所属している。初陣となった5月の「三重県ヤングクラブバレーボール選手権大会」は初戦敗退となったが、「各自が自分で考えて行動し、それぞれの才能を開花させる」という指導方針のもと、チーム力の強化を図っている。

 小学3年からバレーを始めたキャプテンの福森葵さん(崇広中3年)は「いろんな学校からバレーボール好きが集まっている。自分は守備専門のリベロとしてやりがいを感じている」、レフトポジションの門脇未歩さん(城東中3年)は「スパイクが決まったりレシーブが成功したりするのが快感」と話した。

 練習場所は、金曜は崇広中(上野丸之内)、土曜は上野北小(西高倉)で、時間はいずれも午後7時から同9時。年会費4000円、月会費1500円。

 問い合わせは木村監督(090・3457・4819)へ。

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