【名張署庁舎=名張市蔵持町芝出】

 三重県警名張署は6月29日、名張市の60代の女性美容師がSNSを利用した投資名目の特殊詐欺被害に遭い、現金と暗号資産計約1600万円相当をだまし取られたと発表した。

 同署によると、女性は2月初旬、SNSのバナー広告を通じて知り合った人物と無料通信アプリ「LINE(ライン)」でやり取りを始めた。その後、「先生」と呼ばれる金融機関の役員をかたる人物らが参加するグループLINEに招待され、「先生に付いて取引を行えば理想的な利益が得られる」などと投資を勧められた。

 女性は指示に従い、「KFG」を名乗る投資アプリに登録。3月10日から5月26日までの間、指定された口座への振り込みや暗号資産の送金を繰り返し、現金と暗号資産計約1600万円相当をだまし取られた。

 アプリ上では利益が出ているように表示されていたが、出金しようとした際に手数料を求められたことから不審に思い、5月28日に同署へ相談。被害が発覚した。

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