【古座川大会でオオサンショウウオ帽子をかぶってあいさつした北川裕之市長(名張市提供)】

 国の特別天然記念物「オオサンショウウオ」の研究者や保護団体が集まる「日本オオサンショウウオの会」の2025年の大会の開催地が、三重県名張市に決まった。10月28、29日に和歌山県古座川町で開かれた第18回大会で同市が立候補し、承認された。

 大会では例年、記念講演や各地の現状報告、研究発表、周辺での観察会などが行われる。古座川大会実行委員会によると、今年の大会には2日間で全国から延べ約600人が参加した。

 名張市での開催は第20回の節目。同市では2007年に第4回大会が開かれており、18年ぶり2回目の開催となる。

 同市は開催に向けて、市教委文化生涯学習室を中心に準備を進める方針。オオサンショウウオが生息する豊かな自然を有する市としてPRし、同じ年の大阪・関西万博との関連イベントなども展開するという。

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