伊和新聞が3月末で休刊 98年余の歴史に区切り 伊賀・大和の地方紙
三重県名張市に拠点を置く「伊和新聞」が、3月末で休刊することが明らかになった。98年余りにわたって地域の行政の動向や街の話題などを報じてきたが、発行継続を断念した。発行する伊和新聞社(上八町)は、印刷事業を続ける。
啓発ポスター活用や名物グルメ周知を市長に提言 名張・ばりっ子会議
三重県名張市の小中学生が参加する「ばりっ子会議」のメンバーが2月15日、市内の環境美化に向けた啓発ポスターの活用と、牛汁など同市の名物グルメの更なる周知を求める提言書を北川裕之市長に提出した。
力作並ぶ 名張高美術専攻の卒業制作展 15・16日リバーナホール
三重県立名張高校表現デザイン系列美術専攻の卒業制作展が2月15、16の両日、名張市元町のリバーナホール(イオン名張店3階)で開かれる。入場無料。
16日に講演会「山添分校のこれから」 住民団体が主催
奈良県山添村の村場大会議室で、2月16日午後2時から講演会「山添分校のこれから」が開かれる。参加自由。入場無料。
名張の医療法人福慈会が自己破産申請 老健や診療所を複数運営
帝国データバンクによると、医療法人福慈会(三重県名張市東町)は2月5日に東京地裁へ自己破産を申請し、保全管理命令を受けた。負債は約67億5000万円の見込みだが、今後変動する可能性があるという。
たいまつの火舞う結願法要 伊賀・観菩提寺正月堂の修正会
三重県伊賀市島ヶ原の観菩提寺正月堂で2月12日、春を呼ぶ伝統行事「修正会」の結願法要「おこない」があった。本尊・十一面観音が収められた厨子の前で、僧侶が火のついたたいまつを振りかざす「達陀(だったん)行法」が行われ、今年1年の無病息災などを祈願した。
供物携え「エトー」勇壮に練り込み 伊賀・観菩提寺正月堂「修正会」
三重県伊賀市島ヶ原の観菩提寺(菅生和光住職)正月堂で2月11日、1200年以上続くと伝わる、春を呼ぶ伝統行事「修正会」(県無形民俗文化財)の「大餅会式」があった。行事を担う7つの講の講員らが、円柱状の5枚の大餅、シュロと稲わらで作った「鬼頭」などの供物(節句盛)を携え、「エトー、エトー」の掛け声とともに堂内へ勇壮に練り込んだ。
東大寺へ送る伝統のたいまつ作り 100人で作業 名張・極楽寺で
奈良・東大寺二月堂の「お水取り」(修二会)で使うたいまつを寄進している、三重県名張市の伊賀一ノ井松明(たいまつ)講による「松明調製」が2月11日、名張市赤目町一ノ井の極楽寺で行われた。講員や高校生ら約100人が、山から樹齢100年超のヒノキの大木を切り出して加工する作業に取り組んだ。
障害者雇用の優良企業 名張のネクスト・ワンを認定 市内初
障害者雇用に積極的な中小企業を認定する厚生労働省の「もにす認定企業」に、トレーディングカード(トレカ)販売などを手掛けるネクスト・ワン(本社・三重県名張市夏見)が選ばれた。同市では初の認定。
白黒写真もカラー化 名張・旧町の研究成果を3月発表 市と近大高専
三重県名張市と近畿大学工業高等専門学校(春日丘7)が同市の旧市街地「旧町」を対象に行った共同研究の発表会「第3回なばりまちなか大学」が3月5から9日まで、旧細川邸やなせ宿(新町)で開かれる。入場無料。