「龍」写り込んだ写真!?　参拝女性が撮影　伊賀東照宮

　徳川家康をまつる三重県伊賀市老川の伊賀東照宮にある参集所に飾られた、今年の干支「辰」に充てられる想像上の生き物「龍」が写り込んだという写真が話題になっている。

　本殿と拝殿を東側から撮影したもので、真ん中からやや下側に緩いカーブを描いた青白い光が写っている。

　昨年6月、名古屋市から参拝に訪れた会社員女性が、奉賛会長の杉本友幸さん（73）から境内の説明を受けていた時、スマートフォンで撮影した。写真の光を見た女性は「私が行く先では、時々このような不思議なことが起こる」と話し、自身が徳川家の子孫の血筋に当たると話していたという。

　杉本さんによると、女性が撮影したのは午後3時ごろで、ちょうど拝殿を挟んで奥の山に日が沈む時間帯だった。更にこの日の朝は降雨もあったといい、写真の左上には虹も写り込んでいる。

　杉本さんは「お参りに来られる方に写真を説明すると、はっきりと出ているうろこを見て驚かれる。自然のタイミングが合い、神さまがパワーを見せてくれたことで写り込んだのだろう」と話した。