【賞状を手に白い歯を見せる(左から)大崎さん、伊藤さん、石田さん=名張市役所で】

 80歳以上で自分の歯が20本以上ある住民を対象にした三重県名張市の「いい歯の8020」(市主催)の表彰式が11月2日、市役所で開かれた。

 今年は市内の歯科医療機関を通じて69人の応募があり、健康な歯の本数や口腔の状態などを歯科医師が審査した。

 市長賞には、自分の歯を31本残している伊藤卿雪さん(82)が選ばれた。北川裕之市長から賞状を受け取った石田さんは「子どものころから親に『カルシウムを取りなさい』と言われ、ちりめんじゃこをしょっちゅう食べていた。今は1日に3度歯を磨いている」と話していた。

 伊賀歯科医師会会長賞は大崎富美子さん(90)、市まちじゅう元気推進協議会会長賞は石田忠義さん(80)が選ばれた。

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