伊賀鉄道が9月30日に「お月見列車」を運行する。車内ではススキが飾り付けられ、バイオリンの演奏などが披露される。定員は35人で、申し込み開始は9日午前10時。

 今年の中秋の名月は29日。お月見列車は今年で12回目を迎え、往復とも2両編成の後部車両を専用で貸し切りにする。住路は上野市駅(三重県伊賀市上野丸之内)午後6時38分発-伊賀神戸駅(同市比土)同7時6分着。復路は途中駅でも降車ができ、伊賀神戸駅午後7時16分発-上野市駅同7時49分着。

 車内では、名張市在住の村井玄さんによるバイオリンの演奏や、一昨年11月まで同鉄道の元鉄道営業部長だった藤巻恵さんの独唱がある。また、参加者には乗車記念として「お月見だんご」と「お月見パン」が配られる。

 参加料金は税込みで中学生以上が1000円、小学生が500円。乗車希望者は上野市駅に電話(0595・21・3231)、または直接窓口で申し込む。料金には一日フリー乗車券(中学生以上740円、小学生370円)の乗車券代が含まれており、既に同乗車券がある場合は差し引いた金額のみ支払う。

 問い合わせは同駅(0595・21・3231)まで。

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