【八日戎で3年ぶりに登場した福娘=名張市鍛冶町で】

 商売繁盛を願う祭礼「八日戎」が2月7日、三重県名張市鍛冶町の蛭子神社で始まった。境内は福を求める参拝客でにぎわった。8日に本宮を迎える。

 同神社の八日戎は、約300年続くとされる。海の幸と山の幸を交換した名残で、周辺ではハマグリを販売する屋台が並んだ。
 
 社務所には、3年ぶりに選ばれた福娘3人が和服姿で登場。「ようおまいり」と声を掛けながら、ネコヤナギの枝にタイや小判などを飾り付けた縁起物の「吉兆(けっきょ)」を手渡した。

 福娘から吉兆を受け取った同市つつじが丘北の自営業、岡田理恵さん(44)は「福娘さんが近所の方なので、初めて吉兆を頂きに来た。名張のまちをみんなで元気にしていけたら」と願っていた。

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神社周辺の屋台に並んだハマグリ=同
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