【途中出場で後半24分に決勝ゴールを決めたくノ一FW松田(左)=伊賀市小田町で】

 女子サッカー・なでしこリーグ1部の伊賀FCくノ一三重は5月17日、三重県伊賀市小田町の上野運動公園競技場でVONDS市原FCレディースと対戦し、先制されながらも2-1で逆転勝ちを収めた。通算戦績は5勝3分2敗で、順位は前節までと変わらず12チーム中5位。

 今季1部に昇格し、まだ勝ち星のない市原Lをホームに迎えたくノ一は、主将のMF常田麻友が欠場し、DF秦美結がキャプテンマークを巻いて出場。前半は8本のコーナーキックを獲得するも合わせきれず、逆に37分、GKのクリアボールを拾われ先制を許す。しかし前半終了間際、右サイドからのクロスボールをFW平田ひなのが右足で決め、同点で折り返した。

主将・常田の欠場でキャプテンマークを巻いて出場したDF秦(右)=同

 後半も一進一退の攻防が続く中、同24分、相手陣内でMF桂亜依がボールを奪い、ゴール正面でパスを受けたFW松田吏真が右足を振り抜き、くノ一が勝ち越し。終盤、市原Lにセットプレーなどで攻め込まれるが、GK小野美織を中心に1点差を守り切った。

 3試合連続ゴールとなった平田は試合後、「前半クロスが何回か上がっていたので、決められて良かった。このまま勢いに乗って次の試合も点を決められたら」、決勝点の松田は「ボールを受けたら振り抜こうと思っていた。まだ1点差で安心できる場面ではなかったので、ゴールの後もすぐ次に切り替えた。後半巻き返せたのは良かった」と振り返った。

前半終了間際に3試合連続ゴールとなる同点弾を決めた平田(中央)=同

 永井良明監督は「前半は、クロスは上がっていたが合わせられなかった。(失点の場面は)ミスからの失点なので、崩されたわけではない、必死に来る相手に気持ちで負けないように、と選手たちに伝えた。皆さんの応援のおかげで追いつき、勝つことができた」とコメントした。

 くノ一は次節、5月23日午後1時から、横浜市のニッパツ三ツ沢球技場で日体大SMG横浜と対戦する。

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