【完成したアクリルスタンド=伊賀市上野丸之内で】

 三重県立上野高校(伊賀市上野丸之内)の同窓会は5月8日、70年以上にわたって親しまれたセーラー服と学生服の思い出を形に残そうと、アクリルスタンドを製作・販売すると発表した。

 同高の制服は1955年に導入され、セーラー服は明るいグレーの襟に紺の3本ラインが特徴。約70年にわたって変更はなかったが、多様性への配慮や温度調節などの機能面を理由に、現2年生からは男女ともにチャコールグレーのスーツスタイルに切り替わっている。従来の制服は、来春卒業する現3年生(78期生)が最後の着用学年となる。

 アクリルスタンドは「女子生徒セーラー服」「男女制服」「女子夏季セーラー服」の3種類で、高さは約12センチ。同窓会が今春に企画し、美術部副部長で3年の奥深綾菜さん(17)が原画を担当した。セーラー服のある日常風景をインスタグラム(@ueno_sailormemories)で発信する3年の女子生徒有志グループ「上高セーラーメモリーズ」のメンバーも助言し、髪型や靴下の色など細部にもこだわったという。

 奥深さんは「メンバーと協力して作れた。記念に残るものに携われてよかった」、同グループ代表の田村帆花さん(17)も「この制服を着る最後の学年として、いろんな形で関われてうれしい」と話した。同窓会長で元校長の土肥稔治さん(71)は「形に残るものを作りたかった。青春の思い出として、手元に置いていただけたら」と語った。

 価格は1個1000円で、1000円を寄付分として含む2000円のプランもある。専用フォーム(https://docs.google.com/forms/d/e/1FAIpQLSdeUiqeb9ZzOWodWbxImNHbRnbo-QhKPaJzJpSxHtdnPcRt0Q/viewform)の他、電話・ファクス(0595・24・2231)、メール(hakua@ict.ne.jp)でも申し込みを受け付ける。

アクリルスタンドを手に自撮りをする「上高セーラーメモリーズ」のメンバーら=同

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