【人形と同じポーズをとるアラキさん=伊賀市で】
三重県伊賀市守田町の国道368号沿いに、思わず二度見してしまう“看板娘”が立っている。白いコック帽をかぶり、青いドレスをまとった高さ約8メートルの巨大な人形で、大人も見上げる大きさだ。
人形があるのは、ブラジル出身のアラキ・リンコンさん(43)が営むリサイクル店「USADO FACIL」。半年ほど前に設置され、通りがかるドライバーや住民の間で「何だあれは」と話題になっている。
帽子には赤い筆記体で「Freddie’s」の文字。ふんわり広がるスカートは、1950年代の米国のダイナーで働くウェートレスを思わせる。片手を掲げ、もう一方の手を腰に当てたポーズで、大きな青い目と満面の笑みが目を引く。やや色あせた塗装からは、長い年月を経てきたこともうかがえる。

この人形は、かつて米国のレストランで使われていた看板用マスコットとみられ、素材は繊維強化プラスチック。アンティークコレクターが所有していた大阪の倉庫から見つかり、アラキさんがトラックで運んだという。
「ヤフーオークションに出したが、大きすぎて売れなかった」と苦笑するアラキさん。「数人いれば運べる重さ」だといい、見た目ほど扱いに困らないようだ。面白がって来店する客が増える効果もある一方、「いつかは売れてほしい」と話している。
- 広告 -

















