伊賀市役所

 三重県伊賀市は5月19日、新たな芭蕉翁記念館の機能を含む美術博物館基本計画の中間案を市議会議員全員協議会で説明した。2024年4月に提出された基本構想の答申では施設の建設候補地を「桃青中跡地(同市上野丸之内)が優位」としていたが、基本計画の中間案では「最終確定には至っていない」との記述を加えた。25日から1か月間、パブリックコメントを募集する。

 中間案は学識経験者や市民公募ら委員14人で構成する同施設の建設準備委員会(藤田真一委員長・関西大名誉教授)が24年7月から協議を重ね、まとめた。同施設のテーマは「芭蕉翁のふるさと 秘蔵の国伊賀『未来を創るミュージアム』」と示している。

 市によると、答申の時期は7月から8月を予定。議員から建設候補地などについて質問された稲森稔尚市長は「(24年11月の)就任後に委員会の正副委員長と面会し、伊賀鉄道上野市駅の南側エリアの活性化に資する立地がふさわしいのではないか、今後の財政負担も考慮すべきではないかという意見を申し上げた」と話し、答申を受け取った後に一定の考え方を表明すると答えた。

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