【パネルを手に来場を呼び掛ける担当者】

 昆虫をモチーフにした作品を制作する「ガラス昆虫作家」、つのだゆきさんと母親の恵子さんの作品展「つのだゆき・角田恵子親子展 夏の硝子」が8月19から28日まで、三重県伊賀市上野忍町の赤井家住宅で開催される。同市文化都市協会主催。

 2年前、つのださんが同市で個展を開いたところ、原寸大の昆虫をクオリティー高く再現する作品が評判を呼び、遠方からも多くのファンが訪れた。忠実にガラスで再現する細かい部分に、「どうやって作っているのか」と衝撃を受けた人も多くいたそう。

 今回は恵子さんとともに、夏休みの虫捕りや川遊びなど夏の1ページを切り抜いた発見や驚き、懐かしさをテーマにした作品を展示。前回とはまた違う精巧なつのださんの作品に加え、恵子さんの「クスッと笑える“おもしろ可愛い”作品」も見どころだという。

 また、会場にあるQRコードを読み取ると制作工程の動画が視聴できる仕掛けもある。

わくわくする空間

 同協会の担当者は「子どもたちが喜ぶようなわくわくする空間を用意している。創造性豊かな世界を楽しんでほしい」と来場を呼び掛けている。

 時間は午前10時から午後6時30分(最終日は同4時)まで。入場無料。アクセサリーなどの販売もあり、2人が在廊する日もある。

 問い合わせは同協会(0595・22・0511)へ。

2022年8月13日付825号11面から

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