【三重県庁=津市広明町】

 三重県は3月8日、伊賀市16人、名張市13人を含む県内男女459人(四日市市発表分123人含む)が新型コロナウイルスに感染し、入院していた60代と70代の男性2人が死亡したと発表した。県内企業の食事会では同日までに参加者6人の感染が確認され、141例目のクラスター(感染者集団)に認定された。県内の感染者は延べ4万5265人、死者は255人となった。

 発表によると、感染者の市町別内訳は、四日市市121人、鈴鹿市80人、松阪市57人、津市52人、桑名市41人、亀山市21人、伊賀市16人、名張市13人、いなべ市、川越町各12人、志摩市、東員町各6人、菰野町、多気町各4人、鳥羽市3人、明和町、御浜町、県外各2人、伊勢市、木曽岬町、朝日町、度会町、紀宝町各1人。

 県内の入院患者は前日から1人減の204人、うち重症者は1人減の8人。病床使用率は38・2%、重症者用は15・4%。自宅療養者は前日より272人減の4123人となった。

 クラスターが発生した企業の食事会では、2月22日に参加した10人のうち、6人の陽性が判明し、残り4人は陰性となった。

 伊賀市の新規感染者の年代別内訳は、10歳未満1人、10代1人、20代2人、30代2人、40代4人、50代2人、60代2人、70代1人、90代1人。

 名張市は、10歳未満2人、10代2人、20代3人、30代1人、50代4人、70代1人だった。

 この他に県外発表事例として、男女26人の感染も確認されている。

※2022年3月8日午後5時追記

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