【現場対応訓練で地図を見ながら協議する参加者=伊賀市島ヶ原で】
三重県伊賀市で7月28日、ツキノワグマの出没を想定した緊急銃猟の対応訓練があった。安全確保や関係機関の連携体制を確認するのが目的で、会場となった同市島ヶ原地区の住民を始め、伊賀署や県市の職員、地元猟友会の会員ら約30人が参加した。
訓練は同市が昨年12月に策定した対応マニュアルに沿い、平日の勤務時間内という想定で連絡体制の確認と現場対応に分けて実施した。現場対応訓練はツキノワグマがいる場所から半径200メートル以内に人家が20軒以上ある場所であり、道路規制や立入制限など住民らに対する安全確保や緊急銃猟の手順を確認した。
先月20日には尾鷲市で東海3県初の緊急銃猟が実施され、ツキノワグマ1頭が駆除された。訓練後の講評で県伊賀農林事務所の山田長生所長は「声を大きく張り上げ、緊迫感がある訓練だった。いざという時の動ける体制は平時に準備するしかない。休日や時間が早朝や夜間などのケースも考え、議論しながら進めていただきたい」と話した。
伊賀市獣害対策室によると、市内ではツキノワグマらしき動物の目撃情報が昨年度に19件、今年度は7月28日現在で6件寄せられているが、いずれも体毛や爪痕、足跡などの痕跡は確認していない。
- 広告 -


![住宅型有料老人ホーム 結明の丘[株式会社 謙康会]](https://www.iga-younet.co.jp/cms/wp-content/uploads/2026/07/8ed1257e613a8a569414f01fd80bdeca-218x150.jpg)














