「ひみずくん」名張小児童が考案 歴史・文化を表現したキャラクター

完成したキャラクターを見る児童たち

ぬいぐるみも完成

 三重県名張市立名張小学校(同市丸之内)の児童が、郷土学習「なばり学」の一環で、オリジナルキャラクター「ひみずくん」を考案した。名張の歴史や文化を随所に採り入れたデザインが特徴で、子どもたちは「クラスの一員」として親しみ、保護者の協力でぬいぐるみも完成した。

ひみずくん

 キャラクター作りは、3年生が昨年、市内を巡る「まち探検」やご当地キャラクター「ひやわん」との交流を通じ、「自分たちでも名張らしいキャラクターを作りたい」と考えたことがきっかけ。一人ひとりがデザインを考え、クラスで意見を出し合いながら1つのキャラクターにまとめ上げた。
「火」と「水」から

 名前は、愛宕神社にまつられる火と水の神に由来。宇流冨志禰神社の「一の鳥居」と名張藤堂家邸の武家屋敷を組み合わせ、両手に火と水を持たせた。トレードマークの眼鏡は、名張生まれの推理作家・江戸川乱歩にちなむなど、名張らしさを随所に表現している。誕生日は制作日の12月22日で、8歳の設定。優しく明るく物知りという性格や、口癖の「ひみぃ」など、細かなプロフィールも子どもたちが考えた。

ぬいぐるみを制作した保護者たち

 完成したデザインを基に、保護者の市川絵美さん、中村郁奈子さん、池住綾子さんの3人がぬいぐるみを制作した。平面のイラストを立体化する作業には苦労したといい、「子どもたちが生み出したひみずくんが、名張のキャラクターとして広く親しまれるようになればうれしい」と笑顔を見せた。

 子どもたちも「ひみずくんは大切な友だち。一緒に卒業したい」と話し、折り紙で持ち物を作るなど愛着を深めている。

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