【新型コロナウイルスの変異株「オミクロン株」の電子顕微鏡写真(国立感染症研究所提供)】

 三重県は1月11日、1月上旬に新型コロナウイルス感染が確認されていた県内在住の6人のゲノム解析の結果、変異株「オミクロン株」への感染が確認されたと発表した。6人のうち3人は感染経路が不明で、県は市中感染の疑いがあるとみている。県内でオミクロン株の市中感染が疑われる事例の確認は初めて。

 県によると、オミクロン株への感染が確認された6人は、20代男性が2人、20代女性が2人、40代男性が1人、40代女性が1人。県内のオミクロン株感染者は、計10人となった。

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