大型壁画、堆肥絵の具で 食品廃棄物リサイクル 伊賀・島ヶ原の工場
株式会社エム・シー・エス(上田龍雄代表取締役)の島ヶ原支店(三重県伊賀市島ヶ原)工場内に今年7月にお目見えした、縦2メートル、横10メートルもある大型壁画。コンクリートの上に塗られた絵の具は、同工場で食品廃棄物をリサイクルして製造した堆肥(たいひ)だ。制作者は同工場の従業員8人と、地元を拠点に活動する画家の岩名泰岳さん(38)。このユニークな壁画はどのように生まれたか? 制作者たちの熱い思いを取材した。
本来の「忍術の姿」に触れて 児童生徒向け月刊誌で執筆 伊賀の三橋さん
「伊賀という独特な環境と、それを守り活用した先人たち。環境と人間の相互関係から生まれた、本来の忍術の姿に触れてほしい」。三重大学大学院で忍者・忍術学の博士号を初めて取得し、武術や農業などを通じて忍者のあるべき姿を体現している三重県伊賀市石川の三橋源一さん(50)が、福音館書店(東京)の児童生徒向け月刊誌「たくさんのふしぎ」9月号「忍者から見た世界」を執筆した。
工芸美術逸品展 京都の工芸作家100人の作品 5日から伊賀で
京都を代表する工芸作家約100人の作品を展示販売する「工芸美術逸品展inIGA」が9月5から14日まで、三重県伊賀市上野忍町の武家屋敷赤井家住宅で開かれる。伊賀市文化都市協会の主催。入場無料。
ヤングバレー全国大会へ初出場 小中学生のクラブ「グラウィス」 名張
三重県名張市を拠点に活動する小中学生のヤングバレーボールクラブ「グラウィス」(西川祐貴監督)が、伊勢市で開かれた「三重県ヤングクラブバレーボール選手権大会」の男子の部で初優勝した。9月にある全国大会へ初出場する。
旧校舎の廊下で「雑巾ダッシュ」 10月13日に奈良・御杖村で
乳幼児から大人まで
木造の旧校舎にある全長101メートルの長い廊下で雑巾がけのタイムを競う大会「ザ!雑巾ダッシュ! 2025inみつえ」が、10月13日に奈良県御杖村菅野の「みつえ体験交流館」で開かれる。
水彩画サークル作品展「個性や違い見て」 伊賀市で3日から
60、70代を中心に三重県伊賀地域の男女9人が参加する水彩画サークル「四季の風」の作品展が、9月3から7日まで、伊賀市上野東町の白鳳プラザで開かれる。入場無料。
「五感書」の作品展 書家の福地さん 2日から伊賀市のギャラリーで
テーマは「暮らしの原点」
墨をすったり紙に文字を書いたりする一連の行為から、自分が感じたことを作品にする「五感書」に取り組んでいる、三重県伊賀市希望ヶ丘の書家、福地幸さん(60)の作品展「福地幸の五感書+imagine『土』展」が、9月2から8日まで同市上野福居町のギャラリー「アートスペースいが」で開かれる。入場無料。
GPSランナー伊賀駆ける 地図上に絵を描く志水さんに地元2家族が協力
衛星利用測位システム(GPS)を活用して走ったコースの軌跡でアプリの地図上にランナーの絵を描き、能登半島地震の復興を支援する「つながれJAPAN!」に挑戦した兵庫県西宮市の「GPSランナー」志水直樹さんが、7月上旬に三重県伊賀地域を駆け抜けた。活動や思いに賛同した伊賀、名張の2組の家族が宿泊の協力をするなど、交流を深めた。
ロート製薬の新社長 伊賀市出身の瀬木英俊さんが語る思い
今年6月、医薬品大手「ロート製薬」(本社・大阪市)の新社長に、三重県伊賀市出身の瀬木英俊さん(63)が就任した。8月上旬にYOUの単独インタビューに応じた瀬木さんは「国内外、世界中の皆さまにウェルビーイング(心身の健康)を届けるのが第一。健康と言っても、頭の先からつま先までいろいろある。より良い製品を生み出し、もっと多くの方に届け続けたい」と思いを語った。
犯罪発生マップ7月 侵入盗の被害、伊賀署管内8件・名張署管内1件
三重県警伊賀・名張両警察署がまとめた7月中の刑法犯認知件数(暫定値)は、伊賀署42件(前月比12件増)、名張署31件(同8件減)だった。