八代亜紀さんレコーディングから50年 梅の里に響く歌声「月ヶ瀬小唄」
作曲者は伊賀に 地元男性「また来てほしいと」
ちょうど50年前の1974(昭和49)年にレコーディングが行われた「月ヶ瀬小唄」は、梅の名所・奈良市月ヶ瀬地区(旧月ヶ瀬村)の民謡で、当時20代で新進気鋭の八代亜紀さんが歌っている。録音から4年後には八代さんを招いて住民らに披露の場が設けられ、老若男女に歌い継がれてきた。昨年末、八代さんが病気のため73歳で亡くなり、当時八代さんを月ヶ瀬に招いた有志の一人、同市月ヶ瀬尾山の松本定則さん(75)は思い出を振り返りながら「また梅を見に来てほしかった」と語る。
犯罪発生マップ 自転車盗が散発 1月の伊賀地域
三重県警伊賀、名張両警察署がまとめた1月中の刑法犯認知件数は、伊賀署19件(前月比4件減)、名張署29件(同4件増)だった。
火災情報 1月中 伊賀市7件、名張市1件
1月中、三重県伊賀市では7件(建物3、その他4)、名張市では1件(その他)の火災があり、1人が亡くなった。
不審者情報 伊賀地域で1月中に3件
1月中、三重県伊賀地域では不審者情報が3件、県警に寄せられた。
ガラス工芸の造形美 甲賀・ミホミュージアム春季特別展
古くは3千年以上前のメソポタミアや古代エジプトなど、時代ごとに文化が広がり、技法が発達してきたガラス工芸の世界を紹介する春季特別展「古代ガラス‐輝く意匠と技法」が、3月3日から6月9日まで滋賀県甲賀市信楽町田代桃谷のMIHO MUSEUM(ミホミュージアム)で開かれる。
遺産を盲導犬のために寄付 遺言作成の名張市男性「ほっとした」
自らの死後、社会貢献を目的に遺産を非営利団体などに託す「遺贈寄付」。三重県名張市に住む自営業の男性(79)が1月下旬、遺産を公益財団法人「日本盲導犬協会」(横浜市)に寄付するため、遺言公正証書の作成を終えた。男性は「これでいつ逝ってもいい」と安心した表情で話した。
名張警察署だより 大規模災害時の警察活動
警備課長 百々雅史
まず、本年1月1日に発生した能登半島地震で被災された皆さまにお見舞いを申し上げます。「災害はいつやってくるか分からない」とよく言いますが、元日の夕刻に発生し大きな被害をもたらした今回の地震は、まさにそのことを私たち皆に突き付けた地震であったように思います。
クラフトテープでのれん 3月3日に名張でワークショップ
三重県の名張市母子寡婦福祉会主催のワークショップ「クラフトテープで作る!のれん作り」が3月3日午前10時から、同市鴻之台1番町の市防災センターで開かれる。
漁網×伊賀「発見を形に」 24日から個展 菰野町の吉田さん
忍者や俳句で創作も
祖父が遺した漁網工場をアトリエに、漁網からアクセサリーやアート作品を生み出している、三重県菰野町在住の美術家、吉田凱一さん(26)の個展「隠れ蓑」が、2月24日から3月3日まで伊賀市内で開かれる。伊賀地域での初個展には、忍者や芭蕉、能などの要素を盛り込み、「作品を見て驚いてほしい」と話す。
名張の2チームが東海大会へ 小学生ミニバスクラブ
三重県名張市を拠点に活動するミニバスケットボールの男子2チームが、2月24、25日に伊勢市で開かれる東海U12バスケットボール大会へ出場する。1月にあったサンアリーナカップ全国大会兼東海U12大会三重県予選大会の結果を受けたもので、名張地区から2チームが東海大会に出場する。