【咲き誇るアジサイを撮影する神代さん(左)と橘さん=名張市百合が丘西5で】

 梅雨入りを前に、三重県名張市百合が丘地区の住民らが育てるアジサイが見頃を迎えた。青や薄紫、白、ピンクなど多彩な色と繊細な形状の花々が咲き誇り、訪れる人々の心を癒やしている。

咲き始めたアジサイ(橘さん撮影)

 アジサイがあるのは、同市百合が丘西5番町の百合が丘市民センターから北100メートルほどにある「ひだまり」と呼ばれる場所の一角。地元の青蓮寺・百合が丘地域づくり協議会が、市有地を借りて活用している。

 栽培は十数年前に始まり、年々増えて現在は約150株に広がっている。品種はエンドレスサマー、ワタボウシ、スミダノハナビ、マイヒメ、ロザリオ、アナベル、ギャラクシーなどさまざまだ。

 早朝から水やりや除草作業などの世話を続けているという熊谷志朗さん(79)は「6月いっぱい楽しめそう。遅い品種は7月中頃まで咲く」と話した。

※アジサイの取材には、6月5から7日まで株式会社ユーで職場体験学習に取り組んでいる市立赤目中2年の橘海吏さんと神代航志さんが同行しました。

白いアジサイ(神代さん撮影)
- Advertisement -