【イベント会場で作品を披露する岡留さん=伊賀市で】

23日にイベントで販売も

 「どれも世界に一つだけの品。手に取ってみて」。三重県名張市緑が丘西の岡留弥生さん(52)は、通園バッグやポーチ、ティッシュケースなど、温かみの伝わる布小物を手作りし、1年ほど前からは地元のイベントなどで販売もしている。

 幼少時から布で手作りするのが好きで、結婚・出産後は子どもの小物を作ったり、友人にプレゼントしたりして喜ばれていた。布は主にインターネットで購入するが、気に入った布が手に入ると「何を作ろうか」と考えるのも、布同士を合わせて配色を考えるのも楽しいという。

 出店時の屋号「tamirin(タミリン)」は、自身の子どもたちの頭文字から。今後は作品をネット販売することや、手芸用の荷作りひもを使ったかご作り、綿糸の髪飾り作りにも挑戦していきたいそうだ。

 最近は、市内で開かれているイベント「おひさま市場」の会場やカフェでの委託販売に力を入れており、4月23日には青山ハーモニーフォレスト(伊賀市種生)で開かれるイベント「虹のかけはしDE環境を守ろう」に出店予定。同イベントは午前10時から午後4時まで。

 問い合わせは岡留さん(090・5628・8980)へ。インスタグラム(@tamirin0614)には作品の画像などを掲載している。

2023年4月8日付841号3面から

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