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 伊賀市は5月29日、市議会6月定例会で提案する2017年度一般会計補正予算の概要を発表した。1億9554万円の増額で、補正後の総額は429億8259万円。4度目となる市役所移転後の現庁舎を複合施設として利活用するための改修経費も盛り込んだ。【6月の補正予算を発表した岡本伊賀市長=伊賀市役所で】

 現庁舎の改修経費は国の交付金申請で新たに必要になった費用対効果を分析する資料作成の業務委託料約498万円を含む計5736万円。残りは基本計画と基本設計、実施設計の業務委託経費として来年度末までの債務負担行為を設定し、限度額1億3480万円のうち17年度分の5238万円を計上した。

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 これまでに市が提案した現庁舎改修の関連予算は、市議会が14年12月と16年9月、今年2月の定例会で、削除または否決している。この日別々に開かれた記者会見で、岡本栄市長は「(採決まで)1か月ある。その間に理解を得たい。結果に期待している」、空森栄幸議長=右写真=は「(合併特例債を活用するには)6月議会で現庁舎を残すか壊すかのどちらかを判断しないといけない」とそれぞれ話した。
 補正予算に盛り込まれた主な他の新規事業は次の通り。
▼国家賠償法に基づく訴訟で市側の敗訴が確定し原告に支払う賠償金と遅延損害金の計195万円▼外山橋の長寿命化修繕工事費や橋梁計画策定業務委託料の増額など6445万円▼市が今年度指定を受けた学校現場における業務改善加速事業としての実践研究経費690万円▼県指定有形文化財「春日神社拝殿」(川東)の解体修理に対する補助金920万円