【「竹あかり体験スペース」の利用を呼び掛ける川崎さん=名張市平尾で】

 近鉄名張駅西口前にある「なばり観光案内所」(三重県名張市平尾)が6月17日、リニューアルオープンした。従来の観光案内業務に加え、旅行商品や地元特産品の販売、竹あかりの制作体験などを新たに設け、地域観光の拠点としての機能強化を図る。

 運営する一般社団法人名張市観光協会は3月、新たに旅行業者代理業を登録。市内の旅行会社「Community-Based-Travel(コミュニティ・ベースド・トラベル)」の代理店として、パッケージツアーなどの旅行商品の販売に加え、宿泊や航空券、JRチケットなどの手配も可能になった。地域の観光資源を活用した旅行商品の提供にもつなげていく。

 案内所内には、名張産の竹を使った灯籠(とうろう)作りを楽しめる「竹あかり体験スペース」を常設した。運営は「赤目竹あかりSDGsプロジェクト」が担い、元地域おこし協力隊の川崎智哉さん(28)らが指導に当たる。駅利用者や観光客らが、気軽に体験できる。

 制作時間は1時間30分から2時間ほどで、料金は1人6000円(中に仕込むLEDライト付)。予約制で、2人から申し込みを受け付け、一度に最大8人まで受け入れる。

「mizuoto」で扱う商品を紹介する名張市観光協会の中津佑理さん=同

 また、赤目四十八滝周辺にある店舗に続く2号店となる販売所「mizuoto(ミズオト)」を開設した。観光協会の会員が手掛ける商品を中心に、市内の土産品や地域産品など50種類以上を販売する。

 リニューアルに合わせ、同協会は事務所機能を同市栄町のビルへ移転し、案内所内のスペースを来訪者向けに活用できるようにした。同協会の玖村健史事務局長(49)は「なばり観光案内所は今まで案内や情報発信だけだったが、来訪者の回遊促進や観光消費額の向上につなげる拠点として活用していきたい」としている。

 体験の予約や問い合わせは同案内所(0595・63・9087)まで。

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