名張市立病院のDMAT、熊本地震の被災地へ 能登以来3回目の派遣

出発前に決意を語る二本松医師(中央)ら=名張市百合が丘西1で

 熊本県で最大震度7を観測した地震を受け、名張市立病院(三重県名張市百合が丘西1)のDMAT(災害派遣医療チーム)が8月4日午前、被災地に向けて出発した。

 熊本県から厚生労働省を通じて派遣要請があった。三重県内からは三重大学医学部附属病院、名張市立病院、松阪中央総合病院、伊勢赤十字病院、市立伊勢総合病院の計5病院から、5隊23人が4日から10日まで派遣される。

 名張市立病院から派遣されるのは、リーダーを務める脳神経外科の二本松綾乃医師(35)、中井祐樹看護師(41)、藤永和大看護師(39)、小竹顕作業務調整員(48)=理学療法士=、岡本和樹業務調整員(33)=事務職=の5人。熊本県八代市の八代保健所に参集した後、被災地の病院や避難所で医療支援に当たる。

 同病院のDMAT派遣は、2024年の能登半島地震以来、今回で3回目。過去の派遣経験を踏まえ、今年度からDMATを2隊体制に増やしたという。

 出発を前に、今回が初派遣となる二本松医師は「困っておられる方々の助けに少しでもなれるよう、チーム一同力を尽くしたい。現地の方々も我々も健康と安全に留意し、気を引き締めて活動したい」と決意を語った。

 北川裕之市長や病院関係者らが見守る中、隊員らは救急車と四輪駆動車に乗り込み、熊本へ向かった。

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