名張市の行財政改革 29事業を廃止・縮小 新財源も確保
三重県名張市が2月20日に発表した2025年度一般会計当初予算案では、財政健全化の取り組みとして、一般財源から支出していた29の事業や補助金が廃止・縮小された。市は他の歳出削減や歳入確保と合わせ、当初の目標を上回る5億1954万円の効果があったとしている。
一般会計307億9300万円 過去最大 名張市当初予算案
三重県名張市は2月20日、2025年度当初予算案を発表した。一般会計は歳入歳出の総額が4年連続で増加し、前年度比13億2700万円(4・5%)増の307億9300万円で過去最大となった。27日に始まる3月定例議会に提出する。
8月下旬に開業遅れ 伊賀市の忍者体験施設
三重県伊賀市は2月18日、官民連携のPFI方式による「にぎわい忍者回廊整備事業」として中心市街地に建設中の忍者体験施設について、開業時期が8月末にずれ込むことを明らかにした。当初は大阪・関西万博が開幕する4月のオープンを予定していた。
旧上野ふれあいプラザ問題 違約金請求を議会に説明 伊賀市
公募型プロポーザル方式で売買契約を締結した公共施設「旧上野ふれあいプラザ」が3年以内という工事完了期限が守られていない問題で、三重県伊賀市は2月18日、市議会議員全員協議会で契約した事業者の「ひまわりケアサービス」(愛知県愛西市)に違約金約5776万円を請求すると説明した。違約金の支払い期限は3月末で、市は今週中にも文書を手渡す方針。
子どもの医療費無償化 18歳まで拡大へ 伊賀市
三重県伊賀市は2月18日、子ども医療費の助成対象を18歳まで引き上げる制度拡充の事業費約2700万円を盛り込んだ2025年度一般会計当初予算を発表した。
児童のヘリ圏域見学終了へ 今年度も中止 伊賀市が減額補正
三重県伊賀市2月18日、2025年度当初予算と24年度の補正予算を発表し、近隣の3府県4市町村と形成協定を結んでいる定住自立圏推進のため今年度に実施予定だった小学生対象のヘリコプターによる「空からの圏域見学体験事業」の運航業務委託料約266万円を減額補正し、中止した。来年度も予算を計上しておらず、1度切りの実施で事業が終わりになりそうだ。
一般会計469億円 4年連続増 伊賀市当初予算
三重県伊賀市は2月18日、2025年度当初予算を発表した。一般会計は歳入歳出の総額が4年連続で増加し、前年度比4億3586万円(0・9%)増の469億260万円で過去最大となった。25日に始まる定例月会議に提出する。
名張市と奈良県3村の首長がフィリピンへ 20日から23日まで海外出張
三重県名張市は2月14日、同市の北川裕之市長と奈良県曽爾村の芝田秀数村長、御杖村の伊藤収宜村長、山添村の野村栄作村長が20日から23日まで、フィリピンを訪問すると発表した。
救急搬送した7人分の個人情報入り書類紛失 名張市消防本部
三重県の名張市消防本部は2月10日、昨年11月19から28日までの間に救急搬送した市内在住の20代から80代の男女と市外在住の90代女性1人の個人情報などが記載された書類計7通を紛失したと発表した。2月10日時点で外部漏えいの事実や不正使用された被害の発生は報告されていない。
公園3か所と市道7区間のネーミングライツ募集へ 名張市
三重県名張市は、市内3つの公園と市道7区間で企業名やブランド名などの愛称を付ける「ネーミングライツ」(命名権)の募集を2月17日に開始すると発表した。