昨年7月に伊賀市治田のさくらリサイクルセンターで見つかった大量の1万円札720片について、市は3月19日に最終鑑定分の収納があり、合計額が433万5000円になったと発表した。市の一般財源に充てるという。【つなぎ合わせる作業のため付せんが貼られた1万円札片(伊賀市提供)】

同センターによると、1万円札片は昨年7月3日から7日に資源化ごみ処理施設のコンベヤー上で発見。拾得物として届けたが、持ち主が現れなかったことから11月10日に伊賀署から返還された。

つなぎ合わせた紙幣は日本銀行名古屋支店で鑑定を受けるなどし、残存面積が3分の2以上の420枚が1万円に、5分の2以上の27枚が半額の5千円にそれぞれ換金された。残りの51枚は5分の2未満で、換金の対象にならなかった。

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