三重県警伊賀署は4月21日、伊賀市内に住む80代の無職女性が特殊詐欺でキャッシュカード1枚をだまし取られ、現金100万円を引き出される被害にあったと発表した。

 警察の発表によると、20日午後3時30分ごろに上野市役所職員を名乗る者から女性方に電話があり、「還付金がありますが、まだ受け取りに来てもらっていません。振り込むための口座情報を教えてください」などと言われ、住所や口座番号を伝えた。その後、金融機関の職員が還付金の手続きで自宅に行くと言われた。

 電話があった約30分後、女性方に黒のボストンバッグを手に紺のスーツと白シャツを着た細身の身長約170センチで20代くらいの男が訪れ、女性からキャッシュカード1枚を受け取った男はキャッシュカードを封筒に入れて封印するので印鑑を持ってくるよう指示。印鑑を取りにいった隙に、別の封筒とすり替え、キャッシュカードをだまし取った。

 女性が気付いたのは21日朝で、封筒を開けるとトランプが入っていたという。女性から相談を受けた近くの金融機関を通じて伊賀署が被害を認知したが、20日と21日にそれぞれ50万円を引き出されていたという。

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