【小型重機の操作を体験する児童たち=伊賀市川東で】
最新機器や「働きやすさ」伝える
子どもたちに土木工事や建設業の必要性、最新の建設機器について知ってもらおうと、三重県伊賀市川東の市立壬生野小学校(稲森文一校長)で、校区にある建設会社の従業員らが出前授業を行い、5年生の児童が測量機器や重機の使い方を体験し、遠隔で砂防工事の現場を見学した。
2月4日、奥建設(同市山畑)の奥眞治社長ら7人が同小を訪問し、最初に建設業の仕事内容について解説。続いて、同社が県伊賀建設事務所から受注し、施工している市内の砂防工事現場から、ミーティングツールを使って工事責任者の女性技術者が現場内を中継しながら案内し、今回の工事が果たす役割などを解説した。

児童からは「工事の期間はどのくらいですか」「コンクリートが固まるにはどのくらい時間がかかりますか」などの質問が挙がった。また、子どもたちを見守り保護する場として提供することで、犯罪抑止効果による地域との連携強化を目指す「こども110番の工事現場」の取り組みを説明し、「何かあれば現場の人にも助けを求めて」と伝えた。
後半は2班に分かれ、自動追尾式測量機を使った測量と、小型油圧ショベルの試乗を体験し、最後にドローンを使って全員で記念撮影をした。授業を終えた児童は「初めて重機を動かしてみて、面白かった」「測量の仕組みが知れて勉強になった」などと感想を話した。
奥社長は「少子化で将来的な技術者不足も懸念される中、子どもたちを通じて家族、地域の方々に情報を発信できる貴重な機会。土木の現場はICT施工、重機の自動化などで、男女を問わず働きやすい環境が整ってきているので、興味を持ってこの世界を目指す人が増えてくれたら」と思いを語った。
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