【委嘱状を受け取る黒田さん=名張市鴻之台1で】

 三重県名張市は4月13日、旅行会社「クラブツーリズム」(本社・東京都)のエグゼクティブアドバイザー、黒田尚嗣さん(70)=名張市出身=を市の「副業型地域活性化起業人」に委嘱した。同市の観光資源の利活用や商品化の支援などを担う。任期は最長3年。

 黒田さんは近畿日本ツーリストでの勤務などを経て、2023年に有志と一般社団法人「日本遺産普及協会」を設立。日本遺産認定地へのサポートや講演など、幅広く活動している。

 地域活性化起業人は、企業人材が自治体業務に携わる制度で、国が経費の一部を支援する。昨年度は、大阪観光大特任教授の小野田金司さんが務めた。

 北川裕之市長から委嘱状を受け取った黒田さんは、同市について「歴史の宝庫」と評価し、「最近の傾向として、真剣に神社をお参りする方が増えている。神社の由緒をしっかりアピールしていけば、巡る方を呼び込むことができる」と指摘。また、「(旧国名の)『伊賀』をもっと出したほうがいい。これからの観光はストーリーが重要で、2度、3度と訪れたくなる展開が重要」と述べた。

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