【発見した黒いバッタを手に乗せる利玖太さん(右)と辻さん】
三重県伊賀市上野田端町のパート従業員、辻明子さん(45)が10月上旬、市内にある勤務先の敷地内で、全身が真っ黒なバッタを見つけた。幼虫とみられ、長男で上野東小5年の利玖太さん(11)が飼育に挑戦している。

利玖太さんは物心ついたころから生き物が大好きで、現在はカエルやカニ、ヤドカリ、エビ、亀など計約50匹を自宅で飼っている。辻さんは元々虫が嫌いだったが、利玖太さんの影響で次第に克服。カエルなどに餌として与えるバッタを利玖太さんに代わって日頃から採集しており、この日も草むらで探していたところ、珍色のバッタに遭遇した。
自宅に持ち帰ると、利玖太さんは「初めて見た」と大喜び。家の近くに生えているイネ科の草を餌にし、「無事に成虫にしたい」と愛情を注いでいる。
県総合博物館の昆虫担当学芸員、大島康宏さんによると、バッタは基本的に緑色か茶色だが、個体変異でまれにピンクや黒になることがあるといい、「出現率は低く、私も1度か2度しか見たことがない」と話した。
2024年10月26日付878号2面から
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