【名張市消防本部=同市鴻之台1】
三重県名張市消防本部は7月15日、傷病者を搬送中の救急車が軽乗用車と接触する事故があり、医療機関への到着が約14分遅れたと発表した。事故による負傷者はなく、搬送していた男性の容体にも変化はなかったという。
事故は10日午後2時46分、同市夏見の国道165号夏見交差点で発生。名張消防署桔梗が丘分署の救急隊が、発熱や倦怠感を訴えた80代男性を市内の医療機関へ搬送中だった。
同本部によると、救急車はサイレンを鳴らして緊急走行中で、赤信号の交差点に最徐行で南向きに進入した際、西進してきた軽乗用車と接触した。
救急車には救急隊員3人と搬送中の男性、同乗者の計5人、軽乗用車には70代男性と80代女性が乗っていたが、いずれもけがはなかった。事故で救急車の左側面と軽乗用車の前部が破損したが、救急車は自走可能で、現場の警察官と協議後、搬送を継続した。
同消防本部は、事故後に搬送中の男性の容体確認や相手方の確認、車両の損傷状況の確認などを行ったため、到着に約14分遅れが生じたとしている。
宮阪昇消防長は「救急業務上あってはならないことであり、傷病者及びご家族の皆さまに深くおわび申し上げる。本件を真摯(しんし)に受け止め、緊急走行時における安全管理を再度徹底し、再発防止に努める」とコメントした。
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