【北川市長に出発を報告する職員3人=名張市役所で】

 能登半島地震で断水が続く被災地を支援するため、三重県名張市は1月19日から26日まで、市上下水道部の職員と給水車1台を石川県に派遣する。

 日本水道協会の要請に基づくもので、三重県内からは第4次の派遣となる。19日に4トンの水を運ぶことができる給水車と職員2人が出発し、七尾市内を中心に病院や福祉施設のタンクに水を運んだり、住民への給水活動にあたったりする予定。23日に職員1人を交代派遣する。3人とも過去の災害派遣で給水活動の経験があるという。

 18日に北川裕之市長に出発を報告した3人は「被災された方を少しでもサポートしたい」「少しでも改善できるよう心掛けたい」などと話した。北川市長は「皆さん水を待っておられる。寄り添う支援をしっかりやって来て頂きたい」と激励した。

 石川県内では17日午後2時現在で5万戸超が断水。うち七尾市内は約1万8400戸にのぼっている。

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