【2023年3月に閉園予定の名張幼稚園=名張市丸之内で(21年8月撮影)】

 三重県名張市は8月1日、市立名張幼稚園(丸之内)と市立大屋戸保育所(大屋戸)を統合し2024年4月開園を目指す幼保連携型認定こども園の移管先が、社会福祉法人「名張厚生協会」(朝日町)に決まったと発表した。

 市保育幼稚園室によると、6月20日の事前説明会には市内3法人が参加したが、同28日から10日間の募集期間内に応募があったのは1法人のみだった。7月26日の選定委員会で運営能力などを審査し、決定した。名張厚生協会は、伊賀地域で特別養護老人ホームや児童養護施設などを運営。現在は認定こども園を運営していないが、過去に保育所の運営経験があるという。

 認定こども園は名張幼稚園の閉園後の跡地に開園し、定員は保育所部分55人、幼稚園部分30人の計85人を予定。市は今後、市議会12月定例会に市立幼稚園条例の廃止議案を提出し、来年3月に同協会と移管協定書などを締結するとともに、名張幼稚園を閉園。来年度中に認定こども園の開園に向けた施設整備が行われ、24年3月に大屋戸保育所が閉園する予定だという。

 市は昨年8月、園児数の減少に対応するため、市立幼稚園と市立保育所計3園を2024年度までに統廃合し、民営化する方針を打ち出し、今年3月には市立桔梗南幼稚園(桔梗が丘5)が閉園した。今年度の園児数は名張幼稚園が21人、大屋戸保育所が54人。

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