【郵便局の利用客に特殊詐欺へ注意を呼び掛ける署員=名張市桔梗が丘3番町で】

 三重県警名張署と名張地区防犯協会は7月15日、特殊詐欺被害防止を呼び掛ける街頭啓発を名張市桔梗が丘3番町の名張桔梗が丘郵便局前で実施した。

 署員3人と協会職員1人が、「だまされないで!特殊詐欺要注意」と書かれたのぼり旗をATMがある入り口前に掲げて活動。「電話でお金は全て詐欺」と書かれた通帳ポーチなどが入った啓発物品セット、県警と県民共済共催の「特殊詐欺被害防止 川柳コンクール」のちらしなどを利用客に配った。

 同署管内では、今年1月から6月末までの特殊詐欺被害の認知件数は3件、被害総額は約110万円。その後、7月1日に市内の一人暮らしの80代女性がうその電話で現金1220万円をだまし取られる被害に遭ったことが判明している。

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