三重県は3月10日、伊賀保健所管内(伊賀市、名張市)に住む無職の30代女性1人が新型コロナウイルスに感染したと発表した。県内で感染が確認されたのは2人目で、伊賀地域では初となった。【新型コロナウイルスの電子顕微鏡写真(国立感染症研究所提供)】

 県によると、女性は3月2日に37・1度の発熱があったため、翌3日に医療機関を受診。インフルエンザ検査は陰性だったが、翌4日には39・7度の発熱とせき症状があり、医療機関を再受診した。その後、熱は37度台まで下がったが、せきが続いたため、8日に伊賀保健所へ相談。9日に県内の別の感染症指定医療機関を受診して検体を採取し、10日に遺伝子検査で陽性反応が出たという。

 女性の近親者が2月24日、感染者が多数出ている大阪市内のライブハウス「Soap opera classics Umeda」でのイベントに参加しており、女性と濃厚接触があったという。県では、女性の行動歴や濃厚接触者などについて確認を進めている。