三重県は7月11日、名張市26人、伊賀市12人など県内で504人(四日市市発表分103人含む)が新型コロナウイルスに感染したと発表した。これまでに7人の感染が確認されていた県内の医療機関では、182例目のクラスター(感染者集団)が発生した。県内の感染者は延べ9万2068人となった。
発表によると、感染者の市町別内訳は、四日市市102人、津市97人、伊勢市51人、松阪市47人、桑名市39人、鈴鹿市33人、名張市26人、志摩市18人、伊賀市12人、多気町10人、菰野町9人、明和町8人、度会町7人、亀山・尾鷲市、南伊勢町各6人、いなべ市、東員町各5人、鳥羽市、玉城町各4人、紀宝町3人、熊野市、川越町各2人、大台町、県外1人。
県内の入院患者は前日比6人増の136人、うち重症者は変わらず1人で、病床使用率は29・8%、重症者用は2・1%。確保病床数は前日から19床増えている。自宅療養者は前日から239人増えて3761人となった。
クラスターが発生した医療機関では、検査対象者81人のうち、職員3人と入院患者4人が感染。残りの74人は陰性が確認されている。
名張市の新規感染者は、10歳未満2人、10代7人、30代5人、40代3人、50代2人、60代2人、70代2人、80代2人、90代1人だった。
伊賀市は、10歳未満3人、10代2人、20代3人、30代1人、40代1人、50代1人、70代1人だった。
また、県は10日に死者1人の公表漏れがあったと発表した。入院していた80代男性が死亡し、県内の死者数を317人とした。
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