三重県名張市は7月1日、新型コロナウイルスワクチンの3回目接種で、18歳以上にしか使用が認められていないモデルナ社製が、16歳と17歳の未成年女性2人に誤って接種されたと発表した。健康被害はないという。

 市福祉子ども部によると、誤接種があったのは4月26日で、個別接種を担当した医療機関。同市では5月6日と6月10日に障害者施設で計9人に同様の誤接種があり、これを受けて市が医療機関などに対象年齢について改めて通知したところ、誤接種の報告があった。医療機関側の確認不足などが原因という。

 市は医療機関などとの情報共有や周知徹底を図り、再発防止に努めるという。

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