【ガス発電機の使い方を学ぶ伊賀市職員=同市四十九町で】

 災害発生時に避難所の地区市民センターなどに配備する指定職員の説明会が4月25日、三重県伊賀市役所であった。この日任命された市職員65人は防災マニュアルについての話を聞いた後、防災情報システムや資機材の操作を学んだ。

 指定職員を配備するのは市民センターなど38か所担当地区の被害状況や住民の安否、避難者の情報を収集、把握し、災害対策本部に報告することが主な任務になっている。

 資機材の説明では、停電や通信障害が発生した時に利用する業務用の「MCA無線機」やカセットボンベが燃料のガス発電、ハロゲンライトを実際に操作、使用した。講師を務めた防災危機対策局の所属で消防職員の坂本淳さんは「カセットボンベは各市民センターの防災倉庫に備蓄している。ガス発電機は使用前に必ずエンジンオイルが入っているか確認してください」などと注意点を挙げた。

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