三重県は8月25日、伊賀市11人、名張市4人を含む県内男女431人(四日市市発表分143人含む)が新型コロナウイルスに感染したと発表した。1日当たりの新規感染者数は、過去最多を更新した22日の432人に次ぐ過去2番目の多さとなった。県内の感染者は1万人を超え、延べ1万268人。

 発表によると、四日市市以外の感染者の市町別内訳は、鈴鹿市74人、津市70人、桑名市63人、伊賀市11人、伊勢市10人、松阪市9人、亀山市、菰野町各8人、いなべ市7人、川越町6人、名張市、東員町各4人、大台町3人、朝日町、多気町、南伊勢町、県外各2人、度会町、紀北町、熊野市各1人。入院調整中・自宅療養者は、前日より349人増えて3156人となり、初の3000人超えとなった。

 伊賀市では、10歳未満の男児、10代女性、20代男性4人、30代男女3人、40代男性2人が感染。30代男性は、20日に陽性となった30代女性の濃厚接触者。その他感染者の職業は確認中。

 名張市では、21日に陽性が判明した10代女子高校生の濃厚接触者の10代女性3人、22日に陽性となった30代会社員男性と接触のあった30代女性の感染が分かった。

 また、県では感染者の増加に伴い、入院病床を31床、重傷者用を4床増やし、確保病床をそれぞれ467床と54床にしたと発表した。県内の病床使用率は59.5%、うち重症者用は29・6%。重症者は前日より3人増えて16人となっている。

※8月25日午後7時2分追記

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