整備進む伊賀国庁跡 30年前に位置確定
【伊賀名所シリーズ 今と昔④国府】
戦国時代の連歌師・能登永閑が著した「伊賀國名所記」に江戸後期の入交省斎が注釈を加えた「標注伊賀名所記」には、伊賀の名所を上空から見下ろしたように描いた絵が添えられている。江戸時代に紹介された伊賀の名所が現在はどうなっているのか、上空からドローンで撮影し、比べてみた。
生涯現役 地域おこし新たに模索 名張市奈垣のグループ代表
「ながき村おこしグループ」 中山ツヤ子さん(88)
地元に多くの人が立ち寄ってもらえるような地域おこしの新たな形を模索しようと、地元の有志とともに2005年、「ながき村おこしグループ」を結成。公務員として60代後半まで地元で勤めながら、野菜や地元の原料を使った加工品の製造販売をしてきた。
鉄筋で生み出すアート ものづくりが生きがいに 名張の相良さん
「作れるものは自分で」「思いついたらすぐ」
「作りたくなってやってみると、意外とできるもんだね」。植木鉢やプランターのサイズに合わせた置き台、可愛らしいカメレオンのオブジェなどの「鉄筋アート」を自由自在に楽しんでいる、三重県名張市桔梗が丘5番町の相良守康さん(72)。生活に必要な便利グッズや妻からの頼まれものなどをフリーハンドで作り上げている。
秋田で教育長務めた女性 曽爾青少年自然の家の所長に 「集大成」に全力投球
「国立曽爾青少年自然の家」(奈良県曽爾村太郎路)に今春、元小学校教員の佐藤素子所長(63)が着任した。3月までは地元の秋田県内にある潟上市で教育長を務め、「教育現場、教育行政を経験したからこそできる仕事」と一念発起。単身赴任で三重県名張市に住み、縁ある奈良の地で青少年教育に取り組んでいる。
俳聖・芭蕉の記念祭 伊賀・柘植町の萬壽寺で31日
俳聖・松尾芭蕉の生誕380年を記念した行事「記念祭 おかえり、芭蕉さん、ふるさと伊賀へ」が、8月31日午後1時30分から、三重県伊賀市柘植町の萬壽寺で開かれる。入場無料。
藩校で怪談寄席 伊賀・史跡旧崇広堂で31日
31回目を迎える恒例の「すうこうどう寄席」が8月31日午後6時30分から三重県伊賀市上野丸之内の史跡旧崇広堂で開かれる。
障害児に寄り添いたい 新卒の2人 名張に移住し施設で奮闘
障害のある子どもたちに寄り添いたい。今春から三重県名張市内に移住し、市内にある障害のある児童、生徒が利用する放課後等デイサービス施設の職員として汗を流す2人の新卒者。利用者の支えになろうと奮闘している。
県立美術館で特別展示 伊賀の現代美術家・植松さん 9月29日まで
土の個性を生かし、自然の営みや時間の流れに思いをはせた作品で知られる三重県伊賀市丸柱の現代美術家、植松永次さん(74)の特集展示「土と火」が、9月29日まで津市大谷町の三重県立美術館で開かれている。
子どもボランティア活動中 地域の行事運営手伝う 名張
「地域での活動機会が少ない青少年期の子どもたちにも地域づくりに参加してもらおう」。三重県名張市の中央ゆめづくり協議会に青少年育成部会が今春発足し、同協議会の行事運営を手伝ってもらう「子どもボランティア」を募り、地域づくりに貢献する人材育成プログラムを始めた。
迫真演技の警察官 訓練で「刃物男」から「ツキノワグマ」まで 名張署・内田巡査長
署幹部「訓練引き締めてくれる」
ある時は「刃物男」、またある時は「ツキノワグマ」、しかしてその実態は――。三重県警名張署生活安全課の内田智幸巡査長(36)は、警察と関係機関の合同訓練で犯人役などを務め、鬼気迫る演技を披露している。その姿は、現場に本番さながらの緊張感をもたらす。