【自身の作品を紹介する八隅さん=名張市つつじが丘北9で】
つつじか丘北 八隅了子さん(82)
「自由でちょっと面白い、人が思いつかないような、独創的な作品を生み出し続けたい」。陶芸歴は三十余年、植物をモチーフにした作品や、人体をテーマにした大作などを制作している。
大阪府八尾市出身で、趣味で陶芸を始めた翌年の1993年に家族で名張へ引っ越した。情報誌に載っていた、桔梗が丘市民センターで開かれている「桔梗が丘陶香クラブ」のメンバー募集の案内を見て応募し、家事の合間に作陶を楽しむようになった。
現在も月4回ある同クラブの活動に通い、毎回4、5時間は土と向き合う。作りかけの作品は板などに乗せて車を慎重に運転し、自宅に持ち帰って制作を続けているという。昨年開かれた同クラブの40周年記念展には、高さ約65㌢の大作「土偶」などを展示した。
2012年に名張市美術展で市長賞に輝いた作品「年輪」は、庭のモクレンの葉から発想して、平たい円柱に葉の形をした粘土を重ねて貼り付け、6段積み上げたもの。
04年のアマチュア陶芸コンテスト「陶芸ジャパン」では、釉薬でカラフルに仕上げた出品作が大賞に輝き、「みえの焼き物展」でも入賞歴がある。
「芸術的なオブジェのような作品を作るのが好き」で、特に50、60代のころは精力的に公募展にチャレンジしていたそう。年を重ね、「これからは自分の体力に合わせ、小さめの作品で表現していければ」と話していた。
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