【宣誓文を読み上げる新入生代表の生悦住さん(中央)=名張市春日丘で】

 三重県名張市春日丘7の近畿大学工業高等専門学校で4月3日、2024年度の入学式があり、1年生117人、4年編入生7人、専攻科生13人の計137人が新たな門出の場に臨んだ。

 式の冒頭、齊藤公博校長は「本校の特色ある教育を知って、たくさんの可能性を知って進路考えたいと、志を持って入学されたと思う。ここ名張で、社会に通用する技術者として成長するとともに、学校生活の中で打ち込めるものを見つけてほしい。学園の一員として規範となる行動をし、人に愛され、信頼され、尊敬される人になってもらいたい」と祝辞を述べた。

入学式の様子=同

 建築を学びたいという新入生代表の生悦住泉花さん(市立赤目中出身)は「さまざまなことに挑戦する日々が始まる。大変なこともあると思うが、積極的にチャレンジする気持ちを大切にしたい」と意気込みを述べ、「丈夫な建物を一つでも増やすことが人々の命を守り、安全な生活を守ることになる。安心して暮らせる家を造り、住環境をより良いものにしていきたい。そのためにも、勉強やさまざまな活動に励み、実りある学生生活を送ることを誓います」と宣誓した。

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