【ダムの放流設備付近を見学する委員ら=伊賀市阿保で】

 三重県警名張警察署協議会の委員らが2月26日、同署管内に昨春完成した川上ダム(伊賀市)を視察した。普段は一般公開していないダム内部も見学し、構造や災害への備えなどを確認した。

ダム内部の階段を下りる委員ら=同

 川上ダムは、木津川水系の前深瀬川と川上川の合流点付近に建設された堤長334メートル、堤高84メートルの重力式コンクリートダムで、ダム湖「あおやま川上湖」の総貯水量は3100万立方メートル。建設工事は昨年3月に完了し、試験湛水が続いている。

 同署によると、防災操作やテロ対策などで同署と管内のダムは連携しており、今回は中でも新しい川上ダムを視察先に選んだ。

 視察には、今村悟署長や委員に委嘱された住民6人などが参加。委員らはダムを管理する水資源機構の担当者から洪水調節の機能など説明を受けた後、堤頂から約80メートル下にエレベーターで降り、管理用通路や下流側にある発電施設などを見学した。

 同機構の担当者からは、ダムに設置された地震計で震度4以上を観測した場合、職員が集合して緊急の点検を行う決まりになっているなどの説明があった。

 視察後に同署庁舎(名張市蔵持町芝出)で開かれた会議は今年度4回目で、今村署長が管内の治安概要などを報告。2月5日に同市桔梗が丘で発生した交通死亡事故を受けた対策などについて委員と同署幹部が意見交換した後、今年度で退任する委員への感謝状贈呈が行われた。

発電施設を見学する委員ら=同
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